ピコ太郎が語る『PPAP』誕生秘話、長さ1分の理由を読んで

PPAPが1分間の理由

 

『ピコ太郎が語る「PPAP」誕生秘話 長さ1分の理由』がヤフーニュースになっていました。

 それについての感想を書きたいと思います。

 

zasshi.news.yahoo.co.jp

 

 この記事でピコ太郎はPPAPが1分間の理由についてこう述べています。

約1分という長さも良かったんだと思います。

一般的に曲といえば5分ほどありますよね。

ただ濃厚な1分間で盛り上がって終わる曲があってもいいんじゃないかと。

Twitterにアップ可能な動画の上限時間も140秒だったりしますしね。

結論として

Twitterにアップ可能な動画の上限時間も140秒だったりしますしね。

ということが一番重要だと感じました。

 

 

ピコ太郎大ヒットの理由を考えた

 

ピコ太郎大ヒットの理由について考えるためにヒットの崩壊 (講談社現代新書)という本を読みました。

「ヒットの崩壊」って言っているのにピコ太郎がめっちゃ流行ってるじゃんと天邪鬼的な好奇心が疼いたからです。

 

なるほどなーと共感した内容が多く、それを織り交ぜながら考えていきたいと思います。

 

ここではPPAPが世界的に流行った理由としてコンテンツの魅力ではなく、アプローチの仕方について書いていきます。

 

ゴリ押しの崩壊 

 

これまでの国民的ヒット曲といえば、テレビによる影響がダイレクトに反映されていました。

特にCMのタイアップやドラマの主題歌による「刷り込み」が重要でした。

「刷り込み」というとあまり良いイメージを抱かないですが、身近な例では昔見ていたアニメの主題歌がいまでも印象に残っているということです。

 

この前モンストが幽遊白書とコラボして久しぶりに主題歌の「微笑みの爆弾」を聞いて懐かしくなりました。

この曲をいまでも口ずさめる刷り込みってすごいよなー

 

微笑みの爆弾

微笑みの爆弾

  • 馬渡松子
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

このCM見てめっちゃ懐かしくなりました。


「幽☆遊☆白書」コラボ 懐かしMV風『微笑みの爆弾』椿鬼奴 篇【モンスターストライク(モンスト)TV CM | XFLAG公式】

 

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話は戻ります。

いまではテレビの影響力が以前よりも低下しています。

テレビはオワコンと言いたいわけではなく、娯楽の多様化で相対的に影響力が落ちてしまったということです。

テレビと強く結びつき、その恩恵を受けていた音楽も、テレビの影響力低下とともに、みんなが知っている国民的ヒット曲が生まれにくくなりました。

 

 

「情報」から「体験」の時代へ

 

さらにインターネットの普及により、2000年代後半からCDの売り上げが大幅に下落しました。

 

CDが売れなくなっているにもかかわらず、オリコンランキングの影響力は凄まじく、それをハックしたグループがAKB48です。

詳しくは著書を読んでみてください。→ヒットの崩壊 (講談社現代新書)

 

CDの売れない一番の理由はYoutubeなどの動画共有サイトで無料で聴けるようになったことです。

 

これは「音楽」に対する需要がなくなってしまった、というわけではなく無料で聴けるようになり、わざわざお金を払ってまでCDを買う必要がなくなりました。

 

これって逆にいえばYoutubeでバズれば国民的を超えて世界的に大ヒットするってことじゃないかな。

それをPPAPが証明したといえませんか??? 

と思ったんですがヒットの崩壊 (講談社現代新書)は恐らくPPAPのヒットの前に執筆されていて、ピコ太郎に関する記述はありませんでした。

 

ヒットのスケールは小さくなりますが、「逃げ恥」ことドラマ、逃げるは恥だが役に立つの「恋ダンス」にも同じことがいえます。

 

このドラマが話題になっている理由として

特徴的な振り付け。

ガッキーがかわいい。

公式でダンス動画をアップしている。

踊ってみた動画がYoutubeに多数投稿されている。

やっぱりガッキーかわいい。

が考えられます。

 

いまはコピーできる「情報」に価値はなくて、複製できない「体験」の消費に移り変わっている時代だといわれています。

CDが売れず、フェスやライブが盛り上がっていますよね。

この考え方を逃げ恥に適用してみます。

 

星野源の「恋」という曲を「情報」として消費するのではなく、特徴的な振り付けとともに「恋ダンス」として「体験」し、SNSを使って「共有」する。

 

 

まとめ

 

PPAPと恋ダンスの両方からいえることは、「体験してSNSで共有、さらに拡散すること」が新しいヒットの法則だと思います。

そのために振り付けも重要な役割を担っています。

それについてAKB48の恋するフォーチュンクッキーや三代目J Soul BrothersのR.Y.U.S.E.I.を例に詳しい説明があるので著書を読んでみてください。

 

ここでPPAPのサイズが1分というのはTwitterにアップ可能な動画の上限時間(140秒)に収まる。

つまり共有、拡散に対して効果的に働いた。と冒頭の結論にたどり着きます。

 

ヒットの崩壊 (講談社現代新書)のおわりではこう述べています。

 成立しなくなったのは複製品を大量生産するかつてのビジネスモデルとゴリ押し的なヒットの方法論だけで、この先は、各地に点在する〝熱気〟に価値がある時代がやってくる

 

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ヒットの崩壊 (講談社現代新書)

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